設計を依頼すると 3
設計を依頼すると−目次
| 1.建築士とは | 2.設計料 | 3.完成までの流れ |
完成までの流れ
建築士に依頼してから完成までの、業務の概略をご説明します。
設計業務は大抵3段階に分けて行います。
基本設計 → 実施設計 → 工事監理
どの段階においても建築士は施主に確認を取り承諾を得て作業をすることが基本です。業務範囲の詳細は、契約毎に取り決めますが、一般的な業務範囲については(社)大阪建築士事務所協会のパンフレットを転載していますのでご参照ください。
設計料も、大抵は段階ごとに清算します。
基本設計
基本設計では、敷地に関する法規、地盤、水道やガス、下水等の調査をを行い、住宅だと1/100位のスケールで、平面図、断面図、立面図等を作成します。どんな間取りで、どんな工法で建てるか、性能や仕様、設備等の検討をします。
性能だけでなく、その場所でどのように建てるべきか、景色をどう見せるのか、外と内をどのようにつなげるか等のコンセプトを十分検討する事が重要です。逆に、しっかりとしたコンセプトをつくり、それを実現するために性能や仕様を検討すると言ってもいいと思います。検討項目については知っていただきたいことをご参照ください。
概算見積もりを作成して予算内に収まるよう調整します。
実施設計
実施設計では、基本設計に基づき、1/50や1/30、時には1/1で図面を描いて詳細を
検討します。最も作業労力がかかります。構造や設備設計、家具設計も同時に行い、すべて納まるよう検討します。
図面が全て仕上がると、工務店に見積もりをとります。数社見積もりをとって金額や内容をチェックし、最もふさわしい工務店を選びます。
また、確認申請書や公庫等の書類を作成し、役所と協議して許可をもらいます。実施設計終了後めでたく着工です。
工事監理
工事監理では、工務店が設計図書どおりに作業しているかチェックし、また工事し出してから出てくる問題に対処します。きちんと監理するかどうかで
出来上がりが全然違ってきます。追加工事や設計変更で追加料金が発生する場合がありますが、その場合は建築士がきちんと施主に知らせ、了承を得てから作業を進める必要があります。
完成したら、工事費、設計料を清算します。契約通りであるか、しっかりチェックしましょう。役所の検査にも合格してめでたく竣工です。
その後も1年検査等、設計士が責任もって建物の面倒をみます。